作業療法士1年目での辞めたいと思ったら?ブラック企業からの脱出法

作業療法士
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「仕事がつまらない」
「単位を強要されて作業療法士らしい仕事なんてできない」
「仲の良い同期もいない」
「仕事辞めたい」

作業療法士1年目にはよくある悩みですが、職場を働きやすい環境にする方法はあります。受け身にならず、アクティブな行動をとることで、その悩みは解決できます。

この記事でわかること

作業療法士が辞めたい理由は、仕事への満足度の低さ、職場の人間関係の悪化、ストレスや負荷の過剰さ、他のキャリアへの興味などが挙げられます。


問題を解決する方法として、日記をつけて自分の感情や状況を整理したり、上司や同僚とコミュニケーションを図ったり、X(旧Twitter)で他の作業療法士の経験を参考にしたりします。

さらに、異なる職場や分野へ転職して自分の可能性に挑戦することや、専門的なスキルや資格の取得など、新たなキャリアの可能性を探ることも重要です。

最終的には、自分の人生やキャリアに対する理想と現実のギャップを見極め、自分にとって最善の選択をすることが大切です。自分自身の幸福や充実感を追求するために、行動を起こしましょう。

この記事を書いた人
nao

理学療法士として勤務。急性期・回復期・慢性期・老健を経験。コロナ禍で介護・看護補助業務も経験。
転職を経て、150万収入UP。昇給も順調で資産を2年で0→250万に増やすことに成功。
医療職の経済的自由を目指し、情報発信中。
※行動すれば人生は豊かになる!!

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なぜ辞めたいのか?

業務に対する満足度の欠如

患者とのコミュニケーションや治療の成果についての喜びはありますが、同時にルーチンな作業や予期せぬ問題に直面することもあります。これらの要因が重なり、業務へのモチベーションや満足度が低下することがあります。


自分が思っていた、OTとしてのリハビリをできない職場も多くあります。自分の理想としていたOT像と、現実の単位取得マシーンのようにPTの仕事もする生活に嫌気を感じる事もあります。

職場環境や人間関係

職場内のコミュニケーション不足や意見の不一致、またはチーム間の摩擦などが、業務の円滑な遂行を妨げることがあります。また、上司や同僚との関係がうまくいかない場合、仕事へのモチベーションや満足度が低下することがあります。これらの問題が解決されないまま放置されると、仕事に対する不満が増大し、辞めたいと感じることもあります。


プライベートで出かけられる、同期が一人でもいればしのげるかもしれませんが、一人入社の場合は相談できる相手もいなく、仕事に行きたくなくなってしまいます。

仕事のストレスや過剰な負荷に耐えきれない

患者の数が多く、時間的な制約の中で的確な治療を行う必要があるため、日常的なストレスが増加します。また、予期せぬ緊急事態や転倒・皮膚剥離など、予想外の状況に対応する必要があるため、心理的な負荷も大きくなります。これらのストレスが持続すると、仕事へのモチベーションが低下し、仕事から離れたくなる場合があります。


ノルマで、単位を18単位以上とるようにといわれる事もあります。情報収集・プラン立案・計画書作成・退院指導・転院サマリーなど多岐にわたる業務が待っています。リハビリは担当性なので自分で解決しなければならないことも多く、新人指導にゆとりがない職場が多いのも現実です。

他のキャリアへの興味を感じている

自身の興味や能力に合った新たな挑戦を求める場合があります。また、他の分野でのキャリアチャンスや成長の機会を模索する中で、自身の適性や可能性を探求することもあります。これらの興味や適性が強くなると、作業療法士としてのキャリアを続けるか、他のキャリアに進むかを真剣に考えることになります。


20代は「ツケ払い転職」をする人が多いです。給料が低いと感じたら、「このままこの病院にいたらマズイ」と思う事があります。
20代は異業種に挑戦する最後のチャンスの年代です。自分が納得する選択肢をみつけることが大切です。

\異業種に挑戦してみる/
辞めたい理由
  • 自分が思っていたOT像と現実のギャップ
  • 単位重視でPTのような仕事が多い
  • 職場で話せる人がいない
  • プライベートで遊べる同期がいない
  • 担当患者が多い
  • 単位ノルマがきつい
  • 新人教育にゆとりがない
  • 異業種に挑戦したい

問題解決のためのアクション

日記をつける

日々の業務や職場環境での出来事を記録し、何がうまくいっているか、何が問題なのかを整理します。具体的には、患者との治療の成果や満足度、職場でのコミュニケーションやチームワークの状況、個人的なストレスや負荷の感じ方などを記録します。

これにより、問題の原因やパターンを把握し、改善すべきポイントを明確にします。そして、それぞれの問題に対する具体的な解決策を模索し、行動に移すための計画を立てます。

上司・同僚に相談

適切なタイミングで上司や同僚とコミュニケーションを図りましょう。職場の改善のための提案やフィードバックは、より良い環境を築くための第一歩です。定期的なミーティングや一対一の面談を活用し、率直な意見や感想を共有します。具体的な改善点や課題について明確に伝え、それに対する解決策やアイデアも提案します。

また、他のメンバーの意見や視点にも耳を傾け、協力して問題を解決するための努力を重ねます。これにより、職場のコミュニケーションや効率性が向上し、より健全な環境が築かれることでしょう。
まずは、上司に相談しますが、言えない環境なら同期と飲みに行ったときに相談しましょう。

OTコミュニティで経験やアドバイスをもらう

作業療法士のコミュニティや専門家とつながり、経験やアドバイスを共有しましょう。オンラインフォーラムや専門団体のイベント、または地元のセミナーなど、さまざまな場で交流を深めます。他の専門家の見解や経験は、自分の悩みや疑問に新たな視点をもたらし、解決策を見つける手助けになるかもしれません。また、他のメンバーとの交流は、ネットワークの拡大や新たなキャリアチャンスの発見にもつながります。自分の経験や知識を共有することで、他のメンバーにも価値を提供し、相互に成長し合いましょう。


1番身近で相談できるのが、X(旧Twitter)です。同じ胸中の人や、経験者たちが沢山います。傷つくような言葉をあるかもしれませんが、自分にプラスになる情報もきっとあります。

問題解決方法
  • 日記をつける
  • 上司に相談
  • 上司に相談できなければ、プライベートに同期に相談
  • X(旧Twitter)で経験やアドバイスを共有

新たな可能性を探す

作業療法に特化した働き場所を探す

作業療法センター

作業療法士が患者のニーズに合わせた個別の治療計画を立案し、実施します。患者は、さまざまな身体的、精神的、または発達上の課題に対処するためにセンターを訪れます。

センターでは、日常生活動作の向上、手指の機能改善、認知機能の訓練など、幅広いリハビリテーションプログラムが提供されます。患者は、個別のセッションやグループセッションで治療を受け、センター内の専用設備や機器を活用してリハビリテーションを行います。

作業療法センターは、患者が最良のケアを受け、より良い生活を送るための支援を提供する場所です。

学校の特別支援学級

身体的な障害や発達障害を持つ生徒の日常生活動作や学習能力を向上させるためのプログラムを開発し、実施します。

作業療法士は、個別の治療セッションやグループでの活動を通じて、生徒が学校生活で成功するためのスキルを身につけるサポートを提供します。

OTは、教師や教育支援スタッフと協力して、生徒の進捗状況をモニタリングし、適切な介入や調整を行います。また、家族とも連携し、学校と家庭での一貫した支援を提供する役割も担います。OTは、生徒の個別のニーズに合わせたプランを立案し、学校内での学習や日常生活動作の障害を克服するための助けとなります。

障がい者施設

障がい者施設は、身体的、精神的、または発達上の障がいを持つ人々が生活する場所です。ここでは、日常生活の動作や社会参加をサポートするための様々なサービスが提供されます。

作業療法士は、個々の利用者に合わせたリハビリテーションプログラムを立案し、日常生活動作の向上や職業訓練を行います。

例えば、調理や自己介護、コミュニケーションスキルの向上などを支援します。また、施設内ではリクリエーションプログラムやアクティビティが提供され、利用者の社会的統合や生活の質の向上が図られます。

ホスピスや在宅ケアサービス

ホスピスは、末期疾患の患者やその家族に、症状管理や心理的支援を提供する施設です。ここでは、痛みや不快感の軽減、精神的なケア、家族のサポートなどが行われます。

在宅ケアサービスは、高齢者や末期疾患患者が自宅で生活するための支援を提供します。

医療や看護のほか、作業療法や身体介助、家事援助などが行われ、患者と家族が安心して自宅で生活できるよう支援されます。

スポーツリハビリテーションセンター

作業療法士やスポーツトレーナーがアスリートの機能回復や競技復帰をサポートします。

具体的には、個別のリハビリテーションプログラムが提供され、機能回復や筋力強化、運動技術の改善が行われます。

また、スポーツトレーニングやパフォーマンス向上のためのトレーニング指導も行われ、アスリートが安全に競技復帰できるよう支援されます。施設には専門的な設備や機器が備えられており、最新のリハビリテーション技術が活用されます。

専門的なスキルや資格の取得

認定作業療法士

認定作業療法士は、日本作業療法士協会が認定する高度な資格です。作業療法士が専門領域において深い知識とスキルを持つことを証明します。

手のリハビリテーションや小児リハビリテーションなど、特定の分野に特化した認定資格があります。資格取得には、専門領域に関する研修や試験に合格する必要があります。

認定作業療法士は、その専門知識を活かして患者に適切なリハビリテーションプログラムを提供し、高度で効果的なケアを実践します。彼らはリーダーシップを発揮し、専門家としての地位を確立します。

取得方法

①作業療法士としての臨床経験年数が通算で5年以上あること
②日本作業療法士協会の会員歴が通算で5年以上あること
③各都道府県作業療法士協会の正会員であること
④日本作業療法士協会が指定する、以下の研修・事例報告を修了していること

注意点:5年ごとの資格更新が必要です

このまま残って頑張ってみる

問題解決のためのアクションの項目を参考に、現在の職場で頑張れそうだと思った人はもう一度頑張ってみましょう。


自分の意見を言うことで、自分が働き安い環境になることはあります。一度自分の気持ちをぶつけると、この人はハッキリ物事を言う人なんだと、周りの対応も変わってくることもあります。
働いていれば、また嫌なことや不満に思うことがでてくると思いますが何度もぶつかり合ってみましょう。

転職する

問題解決のためのアクションをしても上司の対応や、OTとしての存在価値がない場合はすぐにやめましょう。


社会人1年目は、成長できるし・異業種にも挑戦できる状態です。自分を押し殺して、数年いたとして、自分が30代になって給与面で不満が出たときに、異業種へのチャレンジの権利をなくしてしまうことになります。


社会人1年目は飛躍的に成長できるチャンスをひめています。失敗しても家庭をもっていない人がほとんどで、それほどダメージがでかくなくすみます。なので、自分が本当にやりたい事は何なのかをよく考える必要があります。

まとめ

1年目の作業療法士は、OTとして働く喜びに満ちあふれて入職したが現実を知ってやる気を失っている人も多くいます。


作業療法士が辞めたい理由は、仕事への満足度の低さ、職場の人間関係の悪化、ストレスや負荷の過剰さ、他のキャリアへの興味などが挙げられます。

これらの悩みは一般的であり、誰もが直面する可能性があります。しかし、そのような状況に陥ったとき、問題を解決するための方法もたくさんあります。

例えば、日記をつけて自分の感情や状況を整理し、上司や同僚とコミュニケーションを図ることで、問題の原因を特定し解決策を見つけることができます。また、X(旧Twitter)でアドバイスや他の作業療法士の経験を参考にすることも有益です。

さらに、異なる職場や分野へ転職して自分の可能性に挑戦することや、専門的なスキルや資格の取得など、新たなキャリアの可能性を探ることも重要です。最終的には、自分の人生やキャリアに対する理想と現実のギャップを見極め、自分にとって最善の選択をすることが大切です。自分自身の幸福や充実感を追求するために、行動を起こしましょう。

作業療法士に特化した職場を見つけるには、転職エージェントを利用するといいです。非公開求人を紹介してくれたり、自分の要望を伝えるだけで自分にあった求人をいくつか紹介してくれます。職場環境なども教えてくれるので、転職で失敗しにくいです。
作業療法士の仕事を頑張りたい、今の職場より給料をあげたい、働きやすい職場で働きたいという方は、こちらもぜひご検討ください。

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