コロナの影響もあって、この先不安だから安定した仕事につきたいな。
それならリハビリの仕事なんてどうかな?
リハビリの仕事は、健康と生活の質を向上させるために重要な役割を果たします。
怪我や疾患によって制限された患者様の回復を促進し、自立した生活を取り戻すための支援を提供します。
人の役に立つ仕事そうだね。今後も需要はあるのかな?
高齢化社会で、老年の健康管理や機能に対する回復ニーズが高まっている中で、リハビリの専門家はますます重要な存在だよ。
リハビリの仕事の魅力
リハビリの仕事は患者様と直接関わる仕事です。
人生の先輩である患者様の生い立ちや経験を聞くことで、自分の知らなかった世界も知ることが出来ます。
患者様が自分の治療で回復していくのを間近に見ることができる喜びや感動は、リハビリの仕事の最大の魅力だと思います。
人間相手なので、接し方によってはキツい言葉を言われたりすることもあります。
特に昔の人は言葉使いなどに厳しいので注意しましょう。
リハビリの仕事に必要なスキルと知識
解剖学・生理学・運動学
リハビリテーションの専門家は、身体の解剖学と生理学と運動学に関する深い知識を持っています。厳密にはもっと勉強しますが。笑
身体の構造について知らないと、いい治療が提供出来ません。
○○学と聞くと、難しく感じる人も多いかとは思いますが学生のうちに最低限は身につけますので大丈夫です。本からの知識も重要ですが、最終的には現場での経験が最大の武器になります。
評価と診断
リハビリの仕事は、患者様の状態を評価し、適切な診断を行う能力が求められます。
患者様の症状や身体的な機能を評価し、問題の特定や治療計画の先に考えるべき情報を収集します。
この能力も上記の解剖・生理・運動学が必要になります。
はじめは、わからなくて当然です。なれてくれば患者様の状態を確認して少し話すだけで、その人のゴールがわかるようにになります。
治療技術と介入法
これが1番重要です。リハビリの仕事は技術職です。患者の治療と回復を促進するための治療技術と介入法を熟知する必要があります。
このスキルが向上しないと、他のリハビリスタッフと比較されて最悪リハビリ拒否されてしまう事もあるので、注意しましょう。
患者様に治療中にマッサージの強さはどうかなど、確認しながら行っていくのが1番上達します!!
コミュニケーションスキル
この能力も非常に重要です。
患者のニーズや目標を見据え、情報を明確に伝える能力が求められます。また、家族や他の医療専門家とのコミュニケーションも大事です。
治療技術は未熟でもコミュニケーション能力で十分カバー出来ます。むしろ、治療技術よりこの能力の方が重要です。
いい治療を提供しても無愛想で態度が悪ければ、良い気持ちで治療を受けられません。
それなら、会話が弾み信頼できる人の方が治療をしていて楽しいのではないでしょうか?
職場の雰囲気を明るくして上司・先輩から好まれるスキルです。
その反面、無駄話が多いと仕事をしないと思われてしまう事もあるので注意しましょう!!
忍耐力とエンパシー
治療がうまく行かない事も多くあります。そのときは、患者様からキツい言葉をかけられたりすることもあります。自分の治療技術が不十分でなくても、病気には治らない病気などあります。
重度の脳梗塞・ガンの末期の患者様はリハビリしているのに日々状態が悪化していく事が多いです。そういった方を担当していると、心が苦しくなることがあります。そういった環境でも耐えられる忍耐力はないと辛くなることはあると思います。
エンパシーとは
自分とは異なる価値観や考え方を持つ他人に自己を投影し、相手が何を考えているのか、どう感じているのかを想像する力のことです。
病院に入院している人は、精神的に辛い方が多いです。そういった方がどういった心境でリハビリをしているかを感じられないといけません。
真剣に耳を傾け、慎重にすることが重要です。言葉だけでなく、表情や身振り、声のニュアンスなど、非言語的なサインにも敏感になりましょう。
倫理的な規範と専門的な責任
リハビリの専門家は、倫理的な規範と専門的な責任を守ることが求められます。患者のプライバシーや機密性の保護、公正なケアの提供、文化的な感受容性の尊重など、倫理的な問題に対処する能力が必要です。
倫理的な規範って何?
簡単に説明すると。
患者様に正確な情報を提供し、個人情報の適切な管理と漏洩の防止することだよ!!
OOさんのお母さんが自分の病院に入院していると、自分の親族に伝える事も個人情報保護法でoutなので注意しましょう!!
職場以外の人には、仕事で知り得た個人情報は話してはいけません!!
研究と証拠「エビデンス」に基づく実践
リハビリの仕事では、最新の研究結果や根拠に基づいた実践が重要です。リハビリテーションの分野は常に進化しており、新しい治療手法やアプローチが開発されています。信頼性の高い研究情報を活用し、皆様のケアを提供するために学術的な知識とリサーチスキルを持つ必要があります。
就職先には学会発表や認定療法士の資格を取得することで昇給するところもあるので、向上心がある人は、就職先がどうなのか確認しましょう!!
プログラム計画と管理
患者様の治療プログラムを計画し、管理する能力も求められます。治療の目標設定やタイムラインの作成、進捗のモニタリング、必要な調整や修正を繰り返します。
ずっと同じプランでは平行線のままです。
一つの課題をクリア出来れば、より高度なプランが必要になります。
体調不良の場合は、軽めのプランにして医師・看護師への報告も忘れずに!!
チームワークと協働性
これは、上記で紹介したコミュニケーション能力も関係します。
リハビリの仕事では、他の医療専門家や関係者とのチームワークと協働性が重要です。患者様のケアにおいて、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語療法士、介護士、ソーシャルワーカーなど他の専門家と密接に連携し、総合的なケアを提供します。情報の共有と連携の取り組み、患者の回復と健康への継続的な支援を実現します。
情報をたくさん持っていることで、いいリハビリプランを立案することができるよ!!
リハビリの就職・キャリアの展望
多様な雇用機会
病院、リハビリテーションセンター、介護施設、スポーツクリニック、学校、企業など、さまざまな場所で雇用されることができます。また、自営やフリーランスとして独立することにより、個人の好みや適性に応じて多様なキャリアパスを選択することができます。
専門性の重要性
国家資格以外にリハビリの分野では、専門的な知識とスキルが求められます。リハビリの専門家としての正しい教育やトレーニングを受け、資格や免許を取得することが重要です。知識技術を持つことは、他者と差別化でき、求人市場において競争力を高めるために重要です。
グローバルなニーズの増加
リハビリのニーズは国内だけでなく、世界的にも増加しています。高齢化による怪我の増加、病気の予防や管理の重要性の認識の広がり等として挙げられます。このため、グローバルな視点を持ち、異文化や異なる言語に対応できるリハビリの専門家は、国際的なキャリアの機会を追求することができます。
テクノロジーの進歩とリハビリの統合
デジタルヘルスやテレリハビリなどのテクノロジーの進歩により、リハビリテーションの分野でも革新的なアプローチが取られています。仮想視覚や技術センサー、ロボット支援などの導入により、より効果的な治療を提供することができます。リハビリの専門家は最新の技術を活用しながら、より効果的で個別化されたケアを提供できるようになります。
キャリアの多様性と成長の機会
リハビリ職は専門的なスキルセットを持っているため、キャリアの多様性があります。リーダーシップポジションへの昇進、教育や研究の分野での活動、専門的なコンサルティングやトレーニングの提供など、様々な成長の機会があります。また、リハビリの分野は他のヘルスケア分野との連携や統合が進んでおり、様々な分野との協力や相互学習の機会もあります。
僕はプロ野球選手のリハビリとかしてみたいなあ
そういった目標を持つことは重要だね!!
スポーツリハビリをするのも高齢者のリハビリをするのも、人体の構造は同じだからまずは急性期・回復期・慢性期を持つ総合病院がオススメだよ!!
まあいきなり初めての患者さんがプロ野球選手って言うのも自信ないしなあ
総合病院でリハビリの基本を学び、自分でスポーツに関する講習や資格取得することで、転職に有利になるよ!!
まとめ
リハビリと言う仕事は、高齢化社会の日本にとって需要のある職種の一つです。
天候に左右されず働く事もでき、患者さんからは「先生」と呼んでもらい、感謝される事も多く非常にやりがいのある仕事です。
働き方も自分の頑張り次第で、さまざまなステージで働く事が可能です。その為には、資格取得や実績(学会発表など)を積み、社会的地位を築くことで、転職時の差別化できる事ができます。
人と接する事が好き・スポーツが好き・人の役に立つ仕事がしたいと思っている人にはオススメの仕事だと思います。
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